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2015.03.17

久しぶりに少し…尿検査の話

ご無沙汰しています、今日は大阪府内も全国的にも過ごし易い春の陽気でした、小生は職場のコンピューターの調子が悪いので手動でバックアップの作業やら何やらでバタバタしてました。
合間に少し「尿検査」の話をします。捨てるものですが意外に情報は多く役に立つ検査の一つになります。
我々の様な町の開業医が直ぐその場で判定できる簡易検査の代表です。
尿たんぱく:腎臓の障害、異常、代表的なモノは慢性腎炎、糖尿病高血圧などの生活習慣病に伴う合併症、近年は慢性腎臓病=CKDとも呼ばれています。腎臓の働きが悪くなるとご存知の透析を受けなくてはならなくなり大変です。
尿鮮血反応:尿に血液が混ざる状態です、慢性腎炎、腎尿路結石、ガンなどが揚げられます。尿は腎臓で作られて尿管、膀胱、尿道を通り排泄されます、これらの何処かに出血しても尿鮮血陽性となります。
尿糖:尿に糖が下りる事を云います、勿論糖尿病ですが、中にはそれ以外の健康な方でも尿糖が陽性の場合があります。
他にもウロビリノーゲン等での肝機能異常や、膀胱炎、尿道炎での白血球反応陽性などもあります。奥深い検査ですが情報は沢山あり今でも健康診断では必須ですよね。

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